スレート屋根の修理が必要な状態やタイミングとは?安心できる屋根にしよう!

2024.03.13

スレート屋根は、その耐久性と美観で多くの家に採用されています。
しかし、時間と共に劣化し、さまざまな問題を引き起こすことがあります。

この記事では、スレート屋根の修理が必要な状態についてとスレート屋根のメンテナンスのタイミングについて解説します。

□スレート屋根の修理が必要な状態とは?

スレート屋根は時間の経過と共に、ひび割れや欠けなどの劣化症状を見せることがあります。
これらの症状は、屋根の機能に重大な影響を与え、放置すれば雨漏りが起きてしまうこともあります。

ひび割れや小さな欠けは初期段階の劣化です。
紫外線の影響や温度変化により、スレート材が収縮し拡張を繰り返すことで発生します。
これらを見つけた際は、迅速な対応が重要です。
コーキング材や専用の補修材を使用して修理し、さらなる劣化を防ぎましょう。
この段階での補修費用は数万円からの場合が多いです。

また、ひび割れが発生している場合、塗膜の劣化が考えられます。
補修と同時に全面塗装をすることで、スレート屋根を長持ちさせられます。
塗装には、アクリル樹脂塗料やウレタン樹脂塗料などを使用し、費用や耐用年数は塗料の種類によって異なります。

□スレート屋根のメンテナンスのタイミング

スレート屋根の寿命は一般的に20~30年とされていますが、定期的なメンテナンスが重要です。
ここでは、メンテナンスのタイミングについて解説します。

1:板金の劣化

強風によって板金の釘の浮きがみられたり、傷ができたりすることがあります。
これらは雨漏りの原因になってしまうため、定期的な点検をすることが大切です。
修理には、火災保険が利用できる場合があるので、劣化症状が軽いうちの修理をしましょう。

2:塗装の劣化

建築から約10年ごとを目安に塗装工事を検討しましょう。
塗料の種類によって耐用年数が異なるため、適切な時期に塗り替えをすることで、屋根の機能を維持できます。

3:スレートの反り

スレートの反りや隙間が発生している場合には、スレート屋根の大きな修理や葺き替えが必要になることがあります。
この症状は、屋根材の全体的な劣化が進んでいることを示している可能性が高いため、専門家による診断が必要です。

□まとめ

スレート屋根の適切なメンテナンスと修理は、家全体の安全と快適さを保つために不可欠です。
初期の劣化症状に気付いたら迅速に対応し、定期的なメンテナンスをすることで、長期的なコスト削減できたり、屋根の寿命を延ばせたりできます。

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