DIYやリフォームに興味があり、自宅の土間コンクリートを自分好みにアレンジしたいと考えているあなた。
実用性とデザイン性を重視するあなたは、土間コンクリートを塗装することで、耐久性やデザイン性を向上させ、快適な生活空間を実現したいと考えているのではないでしょうか。
この記事では、土間コンクリート塗装のメリットを具体的に解説し、読者が自宅の土間コンクリートを塗装する際の判断材料となる情報を提供します。
□土間とは?
土間とは、屋内でありながら床板を張らず、土足での活動を可能としているスペースのことです。
昔の日本家屋では、農具の手入れや保管場所、炊事のスペース、立ち話などご近所との交流をはかる場所として活用されていました。
1: 玄関に設けられる土間
最も一般的なのは玄関に設けられる土間です。
通常の玄関の床部分よりもずっと広い面積であることが特徴で、靴を脱ぎ履きする場所だけでなく、収納スペースとしても活用できます。
2: その他の場所における土間
玄関以外の場所では、キッチンの床や勝手口の隣、リビングの一角などに設けられることもあります。
例えば、キッチンに土間を設けることで、水や汚れに強いスペースを確保することができます。
また、リビングに土間を設けることで、開放感あふれる空間を作ることができます。
3: 土間の魅力
土足OKでありつつも完全に屋内空間である土間は、家の中の暮らしと外の暮らしを緩やかにつなぐ性質をもった場所とも言えます。
近年では再評価され、テーブルや椅子を配置して訪問客を気軽に迎える場所、趣味を楽しむ場所、子どもの遊び場など、さまざまな活用方法が注目されています。
□土間をコンクリート塗装するメリット
土間コンクリートを塗装することで、様々なメリットが期待できます。
1: 床の劣化防止
土間コンクリートの床を塗装することで、床の劣化を防ぐことができます。
ヒビ割れや削れ、凸凹などができてしまうことを防ぐため、転倒などの防止にも繋がります。
また、コンクリートは乾燥によりひび割れしてしまうリスクがありますが、塗装を行っておけば乾燥を防いでひび割れの抑制に繋げられます。
もし、塗装前にヒビ割れが起きてしまっている場合でも、ヒビ割れ部分を補修した上で塗装を行うことによって、ヒビ割れの拡大を防ぐことができます。
2: 水の侵食抑制
コンクリートは、丈夫で長持ちする性質を持つ反面、水を通しやすい性質も持っています。
そのため、土間コンクリートに対して雨や掃除などで水をかけ続けた場合、水が侵食してしまってひび割れが起きやすくなってしまいます。
しかし、土間コンクリートに塗装を行うと、塗料によって水を弾くため、コンクリートへの水の侵食を抑えられます。
3: デザイン性の向上
土間コンクリートを塗装する場合には、自分の好みのデザインや建物に合わせた色にすることも可能です。
塗装により、土間コンクリートをタイルのようなデザインや、石を敷き詰めたようなデザインも選べます。
さまざまなパターンが用意されているので、例えば古くなってしまったコンクリート土間をおしゃれに変身させることもできます。
土間を壊すと非常に時間がかかりますが、塗装であれば短い工期での施工で見た目が変わりますので、好みのデザインにしたいという希望がある場合には業者に問い合わせてみると良いでしょう。
□まとめ
この記事では、土間コンクリートを塗装することによるメリットについて解説しました。
土間コンクリートを塗装することで、床の劣化防止、水の侵食抑制、デザイン性の向上など、様々なメリットが期待できます。
この記事が、読者が自宅の土間コンクリートを塗装する際の判断材料となることを願っています。